はじめに
今回は、IATFの学習で必ず押さるべき考え方をお伝えします。
IATF初心者にも経験者にも通用する、とっても簡単でシンプルな考え方です。
この考え方を知っているのと知らないのでは、理解的にも効率的にも大きい差が生まれてきます。
IATFの学習で押さえるべき、たったひとつの考え方
結論としては、IATFの学習で押さえるべき考え方は、
『IATFの全体像(背景や目的)を理解すること』です。
この考え方は、これからIATFの学習をする方、もう学習されている方、どちらにも共通します。
その理由を、わたしの経験を交えながら、お伝えしていきます。
要求の背景や目的よりも、一字一句に意識がいきがち
IATFを学習し始めるとわかるのですが、IATFは要求のボリュームがかなり多くて、文章もむずかしいです。
なので、要求の一字一句を読んでそれらを理解するだけでも、精一杯になりがちです。
ようやくひとつ読み進めたら、まだまだ次がある…ということが繰り返されるので、
それらの要求にはどんな背景・目的があるのか?を考えることなく、読み進めてしまいがちです。
当初のわたしも、全く同じでした…
わたしも同じく、背景や目的を理解しないまま、要求の文章そのままを理解しているだけでした。
その要求の一字一句通りにルールを変えても、期待通りの効果が出なかったり、IATF審査でも指摘されたりと、その原因がわかりませんでした。
原因は、要求の背景や目的を理解できていなかったから
要求の一字一句通りにルールを変えても、IATFのそもそもの背景・目的がわかっていないので、本来の効果が得られていませんでした。
要求の背景や目的を理解できていないことで、結果的に多くの工数を無駄にしてしまっていました。
背景や目的が理解できると、やるべきことが見えてくる
どんなものごとでも背景や目的が大切だということは、誰でも知っていて理解していると思います。
背景や目的がわかればやるべきことが明確になり、結果的に手戻りも少なくて、効果的かつ効率的になります。
IATFの学習も全く同じです。
目先の一字一句に意識がいきがちになりますが、それ以上に背景や目的を理解することが、長い目で見れば必ず効果的・効率的になってきます。
IATFの学習時間を多くとれない方、学習方法がわからない方へ
実際には、IATF以外にも主業務が忙しく、そこまで多くの時間を取れない方もいると思います。
IATFの背景や目的を学ぶにしても、どのように学んでいけばいいかわからない方も多いと思います。
結論としては、問題ありません。
IATFスクールを活用して大まかに理解しましょう
IATFスクールでは、IATFの基本的な内容(要求事項の内容、その背景や目的、押さえるべきポイントなど)は網羅するように書いていきます。
IATFの学習に時間が取れない方も、学習方法がわからない方も、まずはIATFスクールのコンテンツを活用していただくと、効果的に効率よく学べると思います。
まとめ
IATFの学習で押さえるべき考え方は、『IATFの全体像(背景や目的)を理解すること』です。
目的や背景が理解できれば、要求のイメージも具体的にわかってきますし、やるべきこともイメージしやすくなります。
これまでIATFはむずかしそうとか壁を感じていた方も、少しずつ理解しやすくなっていくと思います。
今後、必ず役立つと思いますので、この考え方を毎回のように思い出してみてください。